お知らせ

WFEOとは

 世界工学団体連盟(WFEO, World Federation of Engineering Organizations) は、工学の全分野をカバーする工学団体の唯一の国際組織で、1国1会員となっています。
 定款では「目的は全世界の平和と経済と社会の進歩のために工学の進歩を促進する。また、ユネスコとの関係を緊密に保ち、非政府、非営利機関として、世界各国の工学関係団体並びに国際工学団体の連合体として、国際交流を促進する。」と謳っています。

・設立:1968 年
・メンバー:90 ヶ国(1500 万以上技術者の代表)+11 国際団体(UNESCO、アジア・太平洋、全米、欧州などの地域工学団体連盟など)
・会長 Adel Al Kharafi  クウェート工学会代表
・理事会:37 人(幹部会は19 人)、任期:4 年。ただし、会長と次期会長の任期は2 年。
・主イベント:総会、世界コングレス、世界工学会議(WEC4 年毎)
・9 常設委員会:①工学&環境、②人材育成、③情報・通信、④技術、⑤教育・トレーニング、⑦反汚職(技術者倫理を含む)、⑧災害リスク、⑨女性技術者
・事務局 UNESCO 本部内(パリ)

WFEO における日本の活動経緯

・日本は1972 年から日本学術会議(Science Council of Japan)と日本工学会(Japan Federation of Engineering Societies)が加盟し、SCJ が正会員(National Member)であり、JFES が準会員(Associate)。
・日本は加盟以来、副会長や理事に務めている。

1972- 1989 年:尾佐竹徇東大名誉教授が1976 年まで理事、その後、副会長
1989‐1995 年:松本順一郎東大名誉教授が1991 年まで理事、その後、副会長
1995‐1999 年:西野文雄政策研究大学院大学教授が副会長
1999‐2003 年:大垣眞一郎東大教授が理事
2005‐2007 年:石井弓夫日本工学会国際委員会委員長(株式会社 建設技術研究所)が理事会の顧問
2009‐現在:石井弓夫委員長がWFEO副会長、災害リスクマネジメント委員会委員長

・日本は、①災害危険マネジメント委員会(石井弓夫委員長、伊藤一正株式会社建設技術研究所技師長が事務局長)、②人材育成委員会(川島一彦東工大教授が委員)、③情報・通信委員会(土井美和子東芝研究開発センター首席技監が委員)、④反汚職委員会(石井弓夫日本工学会国際委員長が委員)、⑤女性技術者委員会(田村裕美日本技術士会青年技術士交流実行委員会委員)が参画。
・日本が中心となって活動を進めている委員会が災害危険マネジメント委員会で、2009 年に常設委員会(CDRM)として承認された。そのメンバーは14 カ国からの35 人(2011年12月)で、石井弓夫日本工学会国際委員長が委員長兼水災害分科会リーダー、東工大川島一彦教授が地震災害分科会リーダを務めている。他のメンバーには日本学術会議会員である池田駿介日本工学会副会長、提携会員の小松利光九大教授、濱田政則早大教授、和田章東工大教授、堀宗郎東大教授など。(2010年12月時点)
主な活動として、WFEO -JFES などとの合同国際シンポジウムの毎年開催、水災害リスクマネジメント、土木・建築構造物の耐震補強・免震技術のガイドラインのリリースなどを行っている。
・日本学術会議SCJ はWFEO での活動をサポートするために、WFEO 分科会(委員長:池田駿介)を設けている。

WECC2015準備委員会 委員名簿

WECC2015準備委員会の委員名簿はこちらをご覧ください。

事務局所在地

世界工学会議2015事務局(社団法人 日本工学会内)
〒108-0014  東京都港区芝5-26-20  建築会館6階
TEL:03-5765-8002  FAX:03-5765-3219

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※JR田町駅、都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)徒歩3分