設立経緯・運営・活動経過
T.技術倫理協議会設立の経緯
  1. 目的および設置
    技術および技術者の倫理的な対応が社会で問題となる機会が多いことから、科学技術に関係の深い12の基幹的な学協会間で協議し、技術倫理および技術者倫理に関する共通課題の協議や、倫理の普及・推進・検討および問題解決などを図る目的を持って2004年4月に技術倫理協議会が設置された。

  2. おもな活動と事業
    定例開催の研究会は原則非公開で、下記のような事項を協議し、その成果を公開シンポジウム等を通じて外部に発信する。
    1. 倫理の普及および啓発
    2. 倫理に関する情報交換
    3. 倫理に関する教育研修や研究などに関する共同事業
    4. 倫理問題に関する研究者・技術者の支援
    5. 社会への倫理に関する共通見解の表明
    6. その他倫理に関して協議・協力できる問題
  3. 参加学協会(2004年の技術倫理協議会発足時)
    応用物理学会、化学工学会、土木学会、電子情報通信学会、日本機械学会、日本建築学会、日本工学アカデミー、日本工学教育協会、日本技術士会、日本原子力学会、電気学会、日本化学会
    (定例研究会は計12学協会からの委員+学識経験者+話題提供者で開催)
  4. 組織
    各学協会から原則2名の委員が参加。委員の任期は2年、再任することができる。議長は互選による。ただし、規程により議長選出母体の学協会が事務を担当する。
    (上記は、2004年の技術倫理協議会発足時のものであり、現在のものは「規程」を参照。)
U.運営
 2004年度〜2007年度は長島昭議長(日本機械学会)が選出され、日本機械学会が事務局を担当した。2008年度〜2009年度は池田駿介議長(土木学会)の下で運営され、土木学会が事務局を担当した。2010年度からは協議会は日本工学会が運営する形となり、議長は日本工学会代表としての池田駿介が務めている。
V.主な活動経過
 第1回技術倫理協議会を2004年4月23日に開催し,長島昭氏を議長として選出し,技術倫理協議会の規程を審議した。第2回技術倫理協議会を2004年7月14日に開催し,「学協会が果たす役割―整理枠組みベンチマーキングの基準としての米国の組織―」について議論した。以後,2〜3カ月毎に技術倫理協議会を開催し,2015年10月5日に第60回技術倫理協議会を開催した。各回毎の詳細は,「議事録」の項を参照願いたい。
 2005年10月20日に「第1回公開シンポジウム」を土木学会講堂において開催した。テーマは,『技術倫理に対する学協会の取組み〜現状と今後の課題〜』であり,基調講演『技術者倫理を支えるもの−その成立までの歴史』,報告『各学協会における技術倫理の取組み概要』,パネルディスカッション『学協会は技術倫理にいかに取組むべきか?』を行った。参加者は103名(講演者含む)であった。翌年の2006年に「第2回公開シンポジウム」を開催し,以後毎年開催し,2015年11月2日に「第11回公開シンポジウム」を開催した。各回毎の詳細は,「公開シンポジウム」の項を参照願いたい。
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