設立経緯・運営・活動経過
PDE協議会(CPD協議会の前身)の設立経緯
 2001年に閣議決定された第2期科学技術基本計画(2001〜2005年)では、わが国の技術革新を担う高い専門性を有する技術者が国際競争力強化を図る上で重要な役割を果たしていること、技術の急速な進歩と経済活動のグローバリゼーションが進む中で、わが国の技術基盤を支え国境を越えて活躍できる質の高い技術者を養成・確保していく必要があることから、技術者の質を社会的に認証するシステムを整備し、その能力が国際水準に適合していることを保証する必要性が示されました。
 このために、技術者教育の外部認定制度、(アクレディテーションシステム)の導入、技術マネジメント教育の確立、実践的な教育のための環境整備、さらには、技術者資格制度の普及拡大と活用促進を図り、APEC(アジア太平洋経済協力)域内をはじめとする国際的な相互承認の具体化を図ること、また、常に最先端の技術・知見の習得が可能となるよう、学協会、大学等における継続的な教育の充実をはかり、これらにより、技術者教育、技術士等の資格付与、継続的な教育を通じ一貫した技術者の資質と能力の向上を図るシステムの構築を図ることの重要性が指摘されました。
 日本工学会では、この要請に応えるため、2002年5月の総会においてCPD協議会の前身となるPDE協議会の発足が承認され、同年11月から36学協会(当初)の参加の下にPDE協議会が発足しました。2004年からは、PDE協議会にポータルサイト構築専門委員会、プログラム認定専門委員会、受講履歴統一化専門委員会を立ち上げられ、CPDプログラムの品質保証、CPDポイントの変換、各学協会の協力関係、講習会等の情報自動配信等の各学協会会員サービスなどについて様々な検討を行い、各種の成果が得られました。
CPD協議会の活動経緯
 2007年になり、PDE協議会を各コンソーシアム、CPD制度や技術者資格を有する学協会、CPDや技術者資格に関心がある学協会などの連合体(CPD協議会)として発展的に改組することが日本工学会理事会で承認され、同年7月にCPD協議会が発足しました。また、この際に、コース性の高度技術者プログラムの新設を検討するため、以下の2WG体制による組織運営に移行しました。
  a) CPD (Continuous Professional Development) WG
  b) ECE (Engineering Capacity Enhancement) WG
 2010年度に最初のECEプログラムがスタートすることになり、ECE WGはECEプログラム委員会として改組され、ECEプログラム委員会の下に個別のECEプログラムを推進するためのECEプログラム推進委員会が設置されることになりました。また、2014年1月に日本工学会認定ガイドラインを満たすECEプログラムが日本工学会認定プログラムとして位置づけられることになりました。
 2015年にCPD協議会規定が改定され、CPD WGがCPDプログラム委員会に改組され、新たに運営委員会が設置されることになりました。
 2019年には、ECEプログラム委員会からECEプログラム認定委員会を独立させ、プログラム認定審査の独立・公平性を高めるとともに、個別のECEプログラム推進委員会の所属を、ECEプログラム委員会の下部組織からプログラム実施団体の内部組織に変更し、プログラムの認定団体と実施団体を分離して責任区分を明確にしています。
 また、新たにCPD広報委員会を設置し、CPD活動の広報を推進しています。
CPD協議会の構成
現在のCPD協議会の構成は以下の通りです。




今後の方向性は
  1. 各学協会のCPD活動を支援すると同時に、CPDが社会に広く受け入れられるには、 技術者を抱える企業に認知されなければならないという認識のもとに、下記を設置。
    • 現在会員学協会で運営されているCPD活動の連絡調整を目指すCPDプログラム委員会
    • 企業に受け入れられるCPD理念を追求するECEプログラム委員会

  2. ECE とは
    Engineering Capacity Enhancement Programの略である。
    • 時代が要請する技術領域にまたがる課題を、日本工学会に参加する工学系学協会がその垣根を取り払い、その特性を活かして連携して提供しようとする継続教育プログラムのこと。
    • 大きく変化する社会のニーズに対応でき、高い志を持つ優れた技術者を育成することを目指している。
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